神戸市東灘区 JR 摂津本山駅 南出口スグ【耳鼻咽喉科 藤木クリニック】

耳鼻咽喉科 藤木クリニック院長 藤木 暢也 医学博士 日本耳鼻咽喉科学会認定 耳鼻咽喉科専門医お問い合わせ 078-412-3387 〒658-0081 神戸市東灘区田中町1丁目11番20号 コマツグリーンビル2階
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院長あいさつ
ごあいさつ

藤木 暢也はじめまして。「耳鼻咽喉科 藤木クリニック」院長の藤木 暢也(ふじき のぶや)です。縁あって平成24年4月より、神戸市東灘区 JR摂津本山 南口駅前で耳鼻咽喉科クリニックを開院させていただくことになりました。

昭和62年に京都大学を卒業以来、これまで耳鼻咽喉科・頭頸部外科の広い範囲の臨床に携わってきました。臨床研修を受けました静岡市立静岡病院では、多くの指導医に恵まれ、音声言語医学(声とことばに関係する分野)、耳科学・聴覚医学(耳や聞こえに関係する分野)、頭頸部腫瘍(耳・鼻・のど・くびの腫れ物)といった専門的分野の指導を受けました。

1994年に京都大学に戻ってからは、難聴外来、鼻・副鼻腔・咽頭・睡眠時無呼吸外来を担当し、これまで耳鼻咽喉科のなかのほとんどすべての分野を専門的に診療してきました。特に、京都大学において、当時、最先端医療であった人工内耳医療に出会い、また、それとともに幼少児の聞こえとことばの発達や脳の働きについても、長年研究に取り組んで参りました。

2002年に京都大学から大津赤十字病院に移り、それ以降も耳の病気、中耳炎、難聴の治療を専門とし、また人工内耳治療の可能な数少ない医療施設に続けて勤務してきました。その後、大阪の田附興風会医学研究所北野病院を経て、兵庫県立尼崎病院に部長として着任致しましたが、尼崎病院では、新たに人工内耳埋込手術の施設認可を取得し、聞こえを取り戻す手術治療を始めました。

このような勤務医生活のなかで、比較的大きな医療機関に勤務し、幅広く高度な臨床経験を積ませていただきましたが、最近は、むしろ大きな病院では小回りがきかず、患者さんにはむしろ小規模な診療所の方が、キメの細かいよりよい治療ができるのではないかと思うようになり、クリニックを開院することに致しました。
クリニックでは、高度な検査設備を導入することで、これまでの経験と併せて、大病院に劣らない診療が可能になると考え、幼児聴力検査装置やめまい検査装置、喉頭ストロボスコープ等を導入しました。これからも患者さん一人ひとりの症状に対し、できるかぎり迅速な診断を行い、分かりやすく今後の治療方針についてお話しし、ご相談の上でご本人にとってより良い治療を提供して参りたいと思います。

当院で対応の難しい病状の方につきましては、現在も手術の執刀・指導を行っている県立尼崎病院や、多くの先輩・後輩が勤務する神戸市立医療センター中央市民病院、出身大学である京都大学医学部附属病院等と密な病診連携のもとに治療を行うことが可能です。患者さんのご希望の病院への紹介ももちろん可能ですので、お気軽にご相談いただければと思います。

また、声楽家、声を使うことを職業とされる方々とも、これまで発声や発声指導に関する学会や研究会で、一緒に勉強させていただいてまいりました。その経験を生かして、声を職業とする方々の専門的悩みに対しても、できる限り対応させていただきたいと思っております。

“みみ・はな・のど・くび”の不調に関する診断・治療から、めまい・難聴・補聴器・人工内耳のご相談まで、患者さんに気軽に安心して受診していただける地域の“かかりつけ医”として、皆様の身近にお役立ていただければ幸いです。

経歴
1987年3月 京都大学医学部医学科卒業
1988年6月 京都大学医学部附属病院耳鼻咽喉科
1989年7月 静岡市立静岡病院耳鼻咽喉科
1994年10月 京都大学医学部附属病院耳鼻咽喉科助手
1999年8月

フィンランド国ヘルシンキ工科大学(現:アールト大学)
低温研究所上級研究員(脳研究部門)

2001年8月 京都大学医学部附属病院耳鼻咽喉科助手
2002年7月 大津赤十字病院耳鼻咽喉科・気管食道科副部長
2005年4月 (財)田附興風会医学研究所 北野病院耳鼻咽喉科・頭頸部外科副部長
2009年1月 兵庫県立尼崎病院耳鼻咽喉科部長・科長
2012年4月 耳鼻咽喉科藤木クリニック(神戸市 東灘区)開院
資格・役職 等

京都大学博士(医学)
学位論文「人工内耳装用者における語音コード化法の脳活動に及ぼす影響:ポジトロン断層法による研究」

日本耳鼻咽喉科学会認定 耳鼻咽喉科専門医

日本気管食道科学会認定 気管食道科専門医(咽喉系)

補聴器適合判定医師

日本耳鼻咽喉科学会認定 補聴器相談医

日本耳鼻咽喉科学会騒音性難聴診療担当医

一般社団法人 日本音楽教育振興協会理事

日本声楽発声学会関西支部理事    
専門分野

臨床耳科学(鼓室形成手術等)
人工内耳に関する医療(手術、リハビリテーション)
難聴(小児、高齢者)の診断・治療
音声言語医学(特に、クラシック声楽発声法の研究と音声障害治療)
睡眠時無呼吸症候群

耳科手術(中耳炎、人工内耳 等) 鼻副鼻腔手術
口腔咽頭手術(扁桃炎、睡眠時無呼吸症候群)
頭頸部癌手術(舌・口腔癌、咽頭癌、喉頭癌、等)
唾液腺手術 甲状腺手術等
※耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域のほぼすべての範囲を執刀

主な所属学会

日本耳鼻咽喉科学会

日本聴覚医学会

日本耳科学会

日本鼻科学会

日本口腔・咽頭科学会

日本喉頭科学会

日本気管食道科学会

日本音声言語医学会

日本頭頸部外科学会

日本睡眠学会

日本声楽発声学会

日本音楽教育振興協会

米国Association for Research in Otolaryngology (ARO)

業績
主な英文論文・著書

1.

Nobuya Fujiki, Yasushi Naito, Takashi Nagamine, et al.: Influence of unilateral deafness on auditory evoked magnetic field. NeuroReport 1998 Oct 5; 9(14): 3129-3133.

2.

Nobuya Fujiki, Yasushi Naito, Shigeru Hirano, et al.: Influence of speech-coding strategy on cortical activity in cochlear implant users: a positron emission tomographic study. Acta Otolaryngol (Stockh) 1998 Nov; 118(6): 797-802.

3.

Nobuya Fujiki, Yasushi Naito, Shigeru Hirano, et al.: Correlation between rCBF and speech perception in cochlear implant users. Auris Nasus Larynx 1999 Jul; 26(3): 229-236.

4.

Nobuya Fujiki, Hajime Nakamura, Mitsuharu Nonomura, et al. Am J Otolaryngol 1999 Nov-Dec; 20(6): 412-414.

5.

5. Nobuya Fujiki, Yasushi Naito, Shigeru Hirano, et al.: Cortical activity and speech perception performance in cochlear implant users. Adv Otorhinolaryngol 2000; 57: 32-35.

6.

Nobuya Fujiki, Yasushi Naito, Shigeru Hirano, et al.: Brain activities of pre- and postlingually deafened children using cochlear implants. Ann Otol Rhinol Laryngol Suppl 2000 Dec; 185: 12-14.

7.

Nobuya Fujiki, Veikko Jousmäki, Riitta Hari: Neuromagnetic responses to frequency-tagged sounds: A new method to follow inputs from each ear to the human auditory cortex during binaural hearing. J Neurosci 2002 Feb 1; 22(3): RC205(1-4).

8.

Martin Schümann, Tommi Raij, Nobuya Fujiki, Riitta Hari: Mind's ear in a musician: where and when in the brain. NeuroImage 2002 Jun; 16(2): 434-440.

9.

Nobuya Fujiki, Klaus AJ Riederer, Veikko Jousmäki, et al.: Human cortical representation of virtual auditory space: differences between sound azimuth and elevation. Eur J Neurosci 2002 Dec; 16(11): 2207-2213.

10.

Takeshi Morita, Harukazu Hiraumi, Nobuya Fujiki, et al.: A recovery from enhancement of activation in auditory cortex of patients with idiopathic sudden sensorineural hearing loss. Neurosci Res 2007 May; 58(1): 6-11. Epub 2007 Jan 20.

11.

Tsunehisa Ohno, Takehiro Iki, Aiko Taniguchi, Nobuya Fujiki, et al.: A case of cochlear implant with internal mechanical failure. Acta Otolaryngol suppl 2007 Feb; (557): 15-6.

12.

Akiko Tanaka-Nishida, Shigeru Hirano, Ryo Asato, Shinzo Tanaka , Yoshiharu Kitani , Nobumitsu Honda , Nobuya Fujiki , et al.: Multifocal hyperfunctioning thyroid carcinoma without metastases. Auris Nasus Larynx 2008 Sep; 35(3): 432-6. Epub 2007 Sep 7.

13.

Lauri Parkkonen, Nobuya Fujiki, Jyrki P. Mäkelä: Sources of auditory brainstem response revisited: Contribution by magnetoencephalography. Hum Brain Mapp 2009 Jun; 30(6): 1772-82. Epub 2009 Apr 17.

主な和文論文・著書

1.

藤木暢也,内藤 泰:脳磁図(MEG)の聴覚研究への応用.−文献的考察を中心に−
耳鼻臨床 88(9):1197〜1204,1995.

2.

藤木暢也,内藤 泰,塩見洋作,他:視覚言語刺激と発語による脳磁界反応の観察.耳鼻臨床 89(12):1499〜1506,1996.

3.

藤木暢也,内藤 泰,田村哲也:突発性難聴陳旧例に対する高圧酸素療法.耳鼻臨床 90(12):1319〜1322,1997.

4.

河田恭孝,倉田響介,野々村光栄,藤木暢也,他:睡眠時呼吸障害における増悪因子の検討.耳鼻臨床 91(9):925〜931,1998.

5.

高桑由紀子,森田武志,倉田響介,藤木暢也,他:睡眠時呼吸障害に対する歯科装具の効果.耳鼻臨床 92(7):749〜754,1999.

6.

藤木暢也,内藤 泰:脳磁図.CLIENT21(臨床耳鼻咽喉科・頭頚部外科)第6巻,聴覚(神崎 仁,編),269〜282頁,中山書店,東京,2000.

7.

森田武志,須藤正治,倉田響介,藤木暢也,他:小児睡眠時呼吸障害に対する手術療法の効果.日気食 52(4):336〜340,2001.

8.

藤木暢也:聴覚の臨床生理学 聴覚誘発MEGの現状.臨床脳波 43(10):637〜642,2001.

9.

藤木暢也,内藤 泰:聴覚コミュニケーションと脳機能.音声言語医学 48(3):277〜283,2007.

10.

藤木暢也:呼吸に関わる筋肉について.日本声楽発声学会関西支部学会誌 19:1〜14,2008.

11.

藤木暢也:聴覚・言語障害の脳機能画像による評価.MB ENT 97:71〜82,2009.

12.

藤木暢也:共鳴について.日本声楽発声学会関西支部学会誌 20:1〜14,2009.

13.

藤木暢也:喉頭について その1.日本声楽発声学会関西支部学会誌 20:42〜51,2009.

14.

藤木暢也:喉頭について その2 =外喉頭および喉頭懸垂機構=.日本声楽発声学会関西支部学会誌 21:1〜6,2010.

15.

藤木暢也:喉頭について まとめ.日本声楽発声学会関西支部学会誌 21:23〜29,2010.

16.

藤木暢也:中枢聴覚検査.JOHNS 27(5):719〜724,2011.

国際学会・シンポジウム

1.

Nobuya Fujiki, Yasushi Naito, Yosaku Shiomi, et al.: The influence of unilateral hearing loss on auditory evoked field. The 19th Annual Midwinter Research Meeting of the Association for Research in Otolaryngology, February, 1996. St. Petersburg Beach, FL, USA.

2.

Nobuya Fujiki, Yasushi Naito, Yosaku Shiomi, et al.: Brain activation during production of voice by visual word stimulation. The 20th Annual Midwinter Research Meeting of the Association for Research in Otolaryngology, February, 1997. St. Petersburg Beach, FL, USA.

3.

Nobuya Fujiki, Yasushi Naito, Shigeru Hirano, et al.: Influence of speech coding strategy on cortical activity in cochlear implant users. The 21st Annual Midwinter Research Meeting of the Association for Research in Otolaryngology, February, 1998. St. Petersburg Beach, FL, USA.

4.

Nobuya Fujiki, Yasushi Naito, Shigeru Hirano, et al.: Brain activities of pre- and postlingually deafened children using cochlear implants. 7th Symposium on Cochlear Implants in Children, June, 1998. Iowa city, IA, USA.

5.

Nobuya Fujiki, Yasushi Naito, Shigeru Hirano, et al.: Correlation between brain activity and speech perception in cochlear implant users. The 22nd Annual Midwinter Research Meeting of the Association for Research in Otolaryngology, February, 1999. St. Petersburg Beach, FL, USA.

6.

Nobuya Fujiki, Yasushi Naito, Shigeru Hirano, et al.: Cortical activity and speech perception performance in cochlear implant users. Second Congress of Asia Pacific Symposium in Cochlear Implant and Related Sciences, April, 1999. Seoul, Korea.

7.

Nobuya Fujiki, Veikko Jousmäki, Riitta Hari: Binaural interaction revealed using frequency-tagged amplitude-modulated sounds. 12th International Conference on Biomagnetism, August, 2000. Espoo, Finland.

8.

Nobuya Fujiki, Veikko Jousmäki, Riitta Hari: Binaural interaction revealed using frequency-tagged amplitude-modulated sounds. 7th Annual Meeting of the Organization for Human Brain Mapping, July, 2001. Brighton, UK.

9.

Nobuya Fujiki, Klaus Riederer, Veikko Jousmäki, et al.: Human cortical representation of 3-dimensional sounds: Differences between azimuth and elevation. 31st Annual Meeting of the Society for Neuroscience, November, 2001. San Diego, CA, USA.

10.

Nobuya Fujiki, Yosaku Shiomi, Yasushi Naito, et al.: Evaluation of auditory pathway in deaf patients using magnetoencephalography. 8th Annual Meeting of the Organization for Human Brain Mapping, July, 2002. Sendai, Japan.

11.

Nobuya Fujiki: Cortical representation of hearing disorder and evaluation of binaural interaction. In Workshop “Visions of audition past and present - in memoriam M. Hoke”16th International Conference on Biomagnetism. August 2008, Sapporo, Japan.

主な講演・シンポジウム

1.

藤木暢也:シンポジウム「聴覚と臨床神経生理update」-聴覚誘発MEGの現状.第30回日本臨床神経生理学会,平成12.12. 京都.

2.

藤木暢也:スィンギング・フォルマント(その1).第28回日本声楽発声学会関西支部研修会,平成14.11. 大阪.

3.

藤木暢也:スィンギング・フォルマント(その2).第29回日本声楽発声学会関西支部研修会,平成15.4. 大阪.

4.

藤木暢也:医師から見た人工内耳とその現状.平成16年度電子情報通信学会九州支部専門講習会「生体機能に学ぶ先端センサ技術」,平成16.10. 熊本.

5.

藤木暢也:歌唱と聴覚〜発声トレーニングに不可欠な耳から脳へのトレーニング.第20回日本発声指導者協会研究会,平成16.12. 東京.

6.

藤木暢也:イベント企画「生体機能センシングシステムの現状とその展開」−人工内耳による音声処理方法と脳機能.第5回情報科学技術フォーラム,平成18.9. 福岡.

7.

藤木暢也:シンポジウム「聴覚とコミュニケーション」−聴覚コミュニケーションと脳機能.第51回日本音声言語医学会,平成18.10. 京都.

8.

藤木暢也:人工内耳の現状と将来.熊本大学大学院自然科学研究科プロジェクトゼミナール講演会,平成19.2. 熊本.

9.

藤木暢也,内藤 泰:スペシャル・セッション「ヒト高次脳機能におけるマルチモーダル統合」−言語音・楽音の中枢処理.日本音響学会2007年秋季研究発表会,平成19.9. 甲府.

10.

藤木 暢也:当科における人工内耳医療の現状とそれに関わる諸問題.尼崎市耳鼻咽喉科医会研修会,平成22.9. 神戸.

11.

藤木暢也:難聴と聴力改善手術.尼崎市全外科医会「四水会」,平成23.9. 尼崎.

耳鼻咽喉科 藤木クリニック お問い合わせ 078-412-3387
幼小児難聴補聴器と人工内耳音声障害睡眠時無呼吸症候群

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